『Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア』 第6・7・8話 感想
もう、9話放映までちょっと。
3話分の感想を書いていなかったのでいっきに簡易に書いていきます。
【attention!】
私は第一部第7章クリア済みな上で、ネタバレありで感想を書いていきますので、その点をご了承くださいm(__)m。
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第6話「天命の粘土板」
牛若丸と藤丸とのやり取りがゲーム以上にクローズアップされた回です。
藤丸との会話で、自分が千年も語り継がれていた英雄であると自覚し、また藤丸と友情を結ぶ牛若丸。
牛若丸との先がわかっているからこそ、絶望への助走といえなくもない…。
そして、イシュタルの支配下にあるクタ市へ行って“天命の粘土板”を持ち帰るお仕事を王命で受ける藤丸。
クタ市でみんなで分かれて粘土板を探しますが、藤丸は冥界に落ちてしまいます。
冥界の住人に囲まれあわやというところでジョージさん声のジウスドゥラという老人に助けられます。
ついでに天命の粘土板も無事にゲット。
そんなところで急にイシュタルに襲われますが、チームプレイでイシュタルを捕まえます。
なんだかいつもと違うイシュタルですが、藤丸たちの三女神同盟等の質問に親切に答えてくれます。
うん、知ってた。
真のヒロインのエレシュキガルの登場です♪
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第7話「陽動作戦」
ニップル市での戦闘に参加することになった藤丸たち。
牛若丸と弁慶が陽動し、その隙にニップル市の市民たちを救う作戦に向かいます。
レオニダスさんのターン!この回と次回でレオニダスさんが最高に輝いている回です。
ここでのレオニダスと藤丸との会話が後で効いてくるんですよね。
作戦がはじまりますが、実はつられていたのはコチラ側。
偽エルキドゥが待ち構えていました!
アナちゃんのピンチはフォウくんの不思議パワーによって回避されましたが、藤丸たちのピンチは変わらず。
それどころか、“ティアマト女神”が出現します。
第一の絶望のはじまりです。
それにしても巨大。ゲームでした時の想像以上に大きいです。
巨乳美女だけどデカすぎる。
一睨みだけで、マーリンの動きすら止めてしまう恐ろしさ。
それを深呼吸で解いてしまう藤丸って凄いな!
…そういえば、ゲームの選択肢はここで2つあったのを思い出しました。
私、当時は「エラ呼吸」を選んだ気がします。
アナちゃんとティアマトが同じ声優さんってのが凄いです。
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第8話「魔獣母神」
今までも戦闘の場面がとても動いて凄いなぁと思っていたけど、今回はいつも以上に気合が入っていた作画でした。
本当に凄かったので、FGO全く知らない等お話云々がわからないとしても、この戦闘シーンだけで見て欲しい回です。
マーリンが不死身ってことで自分が戦うと言ってくれますが、ティアマト女神が石化の魔眼が使えるとわかった途端に前言撤回。
ゲームプレイ済みなので、何故そうしたのか理由はわかるのですが、何も知らなければ「何?グランドろくでなし!」ってなったと思います。
わかっててもアニメを見て少し思いましたけど。
続くピンチに牛若丸が駆けつけてくれます。
その隙に後退しますが、牛若丸の猛攻にも傷1つつかないティアマト女神。
そこにレオニダスさんが立ちふさがります!
宝具展開してティアマト女神の猛攻を防ぐレオニダスさんが最高にかっこいい!
マスク割れをして素顔が見えるのもかっこいい!
敬語でティアマト女神を精神的に追い詰めていく様もかっこいい!
レオニダスさんのおかげでティアマト女神がギリシアの怪物“ゴルゴーン”であることが判明します。
判明したからといって状況が変わるわけでもないんですけど、真名がわかるということは弱点にも繋がるわけなので多大な一歩です。
しかし、最大の守護神たるレオニダスさんは退場してしまいました…。
そして、牛若丸が立ち上がり死力を尽くしてゴルゴーンへ挑みます。
先ほども書きましたが、ここの戦闘シーンが本当に凄いのです。ここだけでも見て欲しい。
しかし、力及ばすゴルゴーンには効きませんでした。
二人の英霊の全力をもってしても傷1つ付かないゴルゴーン。
そのままウルクへ攻め込もうとしますが、偽エルキドゥがそれを止めます。
まあ、止めたと言ってもこちらの不利が覆った感じが全くしないのがなんとも。
偽エルキドゥもまた「キングゥ」と真名を明かし、新しい人のプロトタイプと宣言をします。
キングゥは、今までの人類を滅ぼした後で「人」となって人理を継続することが目的みたいです。
…魔術王にしてみれば、キングゥのそんな思いは一掃しそうな気がしますけど。いや、人理を焼却後にキングゥを元に人間を作ることはしたのかなぁ?
今となってはわかりませんが。
あと、TwitterのTLで不満が見られたシーンがありました。
「ここに粘土を積み上げ…。」っていう、レオニダスさんの教えを思い出して立ち上がる場面です。
ゲーム中では無名の戦士の言葉だったのですが、ここが藤丸のセリフとなって周りの兵士の士気を上げるという風に変わっておりました。
アニメを見る前にこのツイートを見てしまったので、ちょっとこのシーンで自分がどう感じるか不安だったのですが、意外と受け入れておりました。
ゲームの方での無名の兵士が立ち上がる方が好きではありますが(ウルク民はやっぱり凄かったんだなって再認識したし)、まあこういうのもありかなと。不快とまでは感じなかったです。
そして、ラストの方で捕まった牛若丸とキングゥとのやりとりが辛い。
ここで素直に牛若丸を退場させなかった奈須きのこ先生は鬼ですわ(>_<)。
今回で、レオニダスさんに牛若丸を失い、さらに弁慶まで戦線離脱をすることになってしまいました。
お話的にもターニングポイントでしたし、ゲーム的にもここからどうするの!ってなりはじめたところ。
この8話は戦闘シーンが本当に凄かったので、後日何回でも見返すでしょう。
いやぁ、気合が入っているアニメを見られて幸せです。