FGOはじめて2年が経過しました。

ネタバレあり。二児の子持ち既婚女性のゲームプレイ日記。主にFGOとグラブル。

『Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア』 第5話 感想

【attention!】
私は第一部第7章クリア済みな上で、ネタバレありで感想を書いていきますので、その点をご了承くださいm(__)m。

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今回も前回に引き続き、バビロニアアニメの感想です。

doro-orz.hatenablog.com

今回は、第5話。タイトルは「ギルガメッシュ紀行」。

ゲームと照らし合わせて、王様と一緒に旅をするところが見られるだろうということで、はじまる前からワクワクしておりました。

何よりタイトルに「ギルガメッシュ」と入っているのが最高です。

 

 その前に、シドゥリさんのバビロニアレポート(1~4話までの振り返り)が秀逸でした。

 が、がんばれ!シドゥリさん~!!!

 

 で、観終わった後ですが、「ワクワク♪」なんて感じじゃなかった。

ひたすら「辛い…( ;∀;)」となっていました。

 

まだ、バビロニアがはじまったばかりですよ?

前話でジャガーマンが出てきて、まだまだ楽しくウルクライフを過ごせるって思うじゃないですか。

しかも楽しいウルクライフの中で最も楽しかった王様との道中が、今回のアニメになった部分ですよ。

それが見終わった後に、なんと切なく苦しい思いを抱かなくてはいけないのか…。

 

正直、アニメをなめていたのだと思います。

ゲームまんまでアニメ化しているから、先がわかっているという安心感を持っていたのですが、それが木っ端みじんになったのでした。

 

その理由ですが、同じ話数を見た方ならお察しかと思いますが、ギルガメッシュVSエルキドゥです。

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 ゲームだと、エルキドゥが主人公とマシュを攻撃した際に王様が表れ、それを見たエルキドゥは戦うことなく撤退していきます。

だから、アニメでギルガメッシュVSエルキドゥがあると思わないじゃないですか。そして、対峙している二人の戦闘の激しさたるや。

それが第一の誤算。

 

そして、対峙している二人のやり取りがゲームで抱いた印象と全く違っていたこと。

終始、王様の表情が切なそうだし、エルキドゥにしても苦しげでした。

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もう、完全に二人の世界。

声優お二人の演技も相まって、予想していたのと違うものとはいえ、素晴らしかったです。

 

特に、ギルガメッシュ演じる関さんの「他の何に見えるか、間抜け。」の言い方がもうもうもう!

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やはり、関さんは天才声優だなぁと。

 

小林ゆうさんのエルキドゥも最高でした。

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そして、エルキドゥの体が覚えているギルガメッシュの記憶の再生…。

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暴君時代のギルガメッシュの微笑みが見られるのは、親友のエルキドゥだけしかいませんよね。


ゲームの王様の印象は、溌剌として大声で周囲に発破をかけるって「動」なイメージだけど、アニメの王様は冷静に落ち着いた面持ちで事を進める「静」な感じです。

 だからなのか、静かな王様からゲームじゃついぞ感じなかった切なさを感じてしまって胸が苦しくなりました。

 

今回は、最大の山場にして後半パートのギルガメッシュVSエルキドゥに心奪われてしまったわけですが、前半パートの王様と歩くウルクの街並みも旅路も良かったですよ。

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ゲーム中には無かった、ウルクの街並みを歩く王様、皆に発破をかける王様、子供たちと会話する王様etc...もいかに民に慕われている王様かというのがわかって良い感じ。


藤丸とマシュとの三人旅も、お互いの過去を話すというアニメならではの展開でゲームを知らない視聴者向けな感じでそこは良かったのではないかと。

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「全て覚えている。耀かしい英雄譚も、下らぬ道行きも、争いも。」って、ここでの王様も切ないんですよ。

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ただ、ゲームでの面白珍道中はどこへいった?

 

ゲーム中でのVS石像は無さそうとは思ってたけど、王様&ぐだの「~なのだぞ」口調が無かったのは残念だったなぁ。「なんだ、その苦み迸った表情は」はあったけど「~なのだ」で「ぞ」がなかった。

ここは「~なのだぞ」が欲しかったところ。

 

あと、ゲーム中のコミカルさを削ってでも戦闘などの動きある部分をメインにアニメ化をしているのだろうというのはわかるのです。

動きがあるってアニメ化の最大の利点でもありますし。

 

ただ私が思うに、第一部7章のバビロニアでのコミカルさってのは精神的な遊びの部分であって、コミカルさと絶望のバランスが絶妙だったなと。

それに、これがあったから良いペースでゲームを進められたのだと思うのです。

 

その前の第6章の物語は面白くはあったのですが、重厚である意味辛いまま物語が進んでいくので、進めていくのが辛かった部分がありました。まあ、一番は弊デアが弱かったんだけど。

例え当時の弊デアが強くても、精神的無理ゲー感が続くと投げ出したくなりますもん。

 

アニメでの描き方が悪いわけではなくて、むしろゲームをしているからこその邪魔な思いなのかもしれません。

何も知らずにこのアニメを見たら違った感想を抱いていたのかもしれない。

…何も知らないと、意味がわからなすぎて投げ出していたかもしれないけど。

 

なんにせよ、動いて喋る王様は最高です。

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ここはアニメ化最大の恩恵です!

私もウルク民になりたい。

 

今回も体感時間が10分くらいでした。

結構、文句が多い感じで書いてますが、毎回面白く見ておりますよ。

アニメならではの戦闘シーンは本当に素晴らしいですし、やはり声が入ることでより感情移入ができますしね。

 

さてさて、次回も楽しみです♪

 

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公式様が今回の見どころをまとめて下さいました。

短時間で何回も王様の「間抜け」がリピートできるの有難い。

 

 

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BD&DVD特典にオリジナルサウンドトラックvol.1が付くそうで。

視聴してみましたが、かなり良かったです♪